「多重債務者」になる原因 消費者金融

「多重債務者」になる原因
どうして、何ヶ所もの金融業者から借金をして、「多重債務者」となってしまうのでしょうか?
多くの多重債務者は、初めはテレビCMなどで名前が知られているから安心だろう、という理由で大手の消費者金融から借りていきます。

そして、4、5件借りて借り入れ金額が増え、そのうちに、大手では借りられなくなります。そのため、あまり知られていないマイナーな消費者金融で借りることになります。
しかし、金額がどんどん増えてくると、どこでも借りられなくなります。
そうなると、ヤミ金で借りるか、自己破産することになります。

多重債務者となってしまう人は、借り方をどこで間違ってしまっているのでしょうか。
収入よりも支出の方が多く、借金を繰り返してしまった生活が最も悪いのですが、有名な大手金融業者から借りていったことが、間違いだとも考えられます。

なぜなら、最初に消費者金融で借り入れをすると、銀行やカード会社で借りるのが難しくなってしまうからです。
銀行や労働金庫(労金)で審査が通っていた人でも、消費者金融で借りてからは、通らなくなってしまうことが少なくありません。

金融業界では、「金利」が商品価格を意味します。
それなのに、多くの人が、金利について無関心だと思います。
消費者金融の金利というものは、高いのが当たり前だから、と考えているのでしょう。
そして、大手の消費者金融を選ぶのは、名前が知られているから安心、という単純な考えだけだと思います。
金利を気にせずに、名前だけを優先して、大手の消費者金融で借りるのでしょう。

しかし、大手だから安心、という考えは間違っています。
返済できないのであれば、必ず取り立てされます。
名前だけで選ぶのではなく、「金利」という商品価格をよく確認するようにしましょう。


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