間違ったキャッシングの利用法 消費者金融

間違ったキャッシングの利用法
「お金が少し足りないから、キャッシングにちょっと頼ってしまおう」と、キャッシングによって毎月ピンチをしのいでいる人がいます。
そのような人は、お金が足りなくなった原因はなんだったのか、忘れてしまっている人がとても多いようです。

ほとんどの場合、多重債務の始まりが、このような借り入れに対する安易な考えからのようです。
誰でも始めは、自分が多重債務者になるとは決して思ってはいないでしょう。
ちょっとだけだから、と何度も借り入れを繰り返し、「自転車操業」状態の人は、非常に多いのが現状です。

分割で購入したショッピングが、思っていた以上に返済額が大きくて、給料だけでは返せなくなってしまったから、クレジットカードのキャッシングで借り入れて返済する、という流れが当たり前のようになってしまいます。
次には絶対全て返済できる、次はきっと・・・と。

次でも返すことができないから、キャッシングで借りることで返済し、また返せずにキャッシングしてしまう、という繰り返しで、借り先を1〜2社、そして3社4社と増やし、気づいたときには多重債務となっているのです。

特に、注意が必要な人は、キャッシングの厳しい返済を「便利」だと捉えているような人です。
はじめてキャッシングしたときは緊張したり、ためらったりしたはずですが、その感情も次第に薄れ、お金を借りるということに慣れてしまいます。
お金を後払いで借りられるカードであるのに、銀行のキャッシュカードと同じような感覚で、使ってしまうのです。
つまり、借り入れは出金で、返済は入金するといった感覚になってしまうのです。
ここまでくれば、借りるという感覚が、完全に麻痺してしまっています。
キャッシングがあるから大丈夫、という考えは絶対にやめましょう。


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